NEWS/TOPICS裁判所・検察庁・法務省を見学しました

  • 2019年6月6日

6月4日(火)法律資格系コースの学生を対象に、東京地方裁判所、東京地方検察庁、法務省法務史料展示室を見学しました。

まず、東京地方裁判所にて法廷傍聴を行いました。
実際に裁判を傍聴することで、裁判中の緊張感、映画やドラマとは違った展開の速さを味わうことができ、皆、少々興奮気味!

その後、何と裁判員制度について裁判官より詳しく解説していただくことができました。
今年で制度施行10周年を迎えたこと、裁判に立ち会った国民ひとり一人が様々な視点から事件を見ることが必要であることなどパワーポイントを使って熱く講義して頂きました。
さらに、裁判官としての心構えや、裁判官になろうと思ったきっかけなど、学生の質問にも丁寧にお答えいただき、皆大感激。
また、普段は入ることの出来ない法廷の内部まで入れて頂き、あこがれの法服も着用できました。

裁判所で昼食後、強い日差しの中を歩くこと約3分。東京地方検察庁に到着です。
お忙しい中を検事や検察事務官の方より、検察の業務や裁判の進行などについてレジュメやパワーポイントを用いてくわしく説明していただきました。警察と検察の違いや、検察庁捜査部と公判部の業務について、また、検察事務官の職務について学びました。
質疑応答では、罰金で徴収したお金はどこへ行くのか、職員の男女比など、質問ひとつひとつに分かりやすくお答えいただきました。

さらに、模擬取調室の見学をさせていただきました。本物(!)の手錠や風呂敷(キムタクがドラマ「HERO」で使用したもの!)等、実際に手にとって見ることができました。
途中、庁内にはコンビニや牛丼屋さんなども並んでおり、学生たちはビックリ!

最後に見学した法務省法務史料展示室では、赤れんが棟の歴史や明治期に編纂された法典などの貴重な資料の展示を閲覧しました。説明終了後も興味をもった史料をじっくりと見学している学生たちの姿が印象的でした。
本当に充実した一日でした。将来の選択肢の幅を広げるとても良い機会となったことと思います!