NEWS/TOPICS法律経済学科1年生裁判所を傍聴しました

  • 2019年9月30日

9月18日(水)は、裁判所見学&傍聴を実施しました。
9:20に地下鉄「霞が関駅」出口すぐ近く、「東京地方裁判所」の正面前に集合。裁判所の玄関ゲートで手荷物検査やX線検査を経て入館。受付に何台もあるタッチパネルにて、当日の裁判予定一覧(思ったよりも数が多くびっくり)いくつかメモをしたのちにそれぞれが、午前午後を通して3件~4件からの裁判を傍聴しました。

法廷内は私語厳禁は当然ながら写真撮影禁止、また個人情報保護の観点から詳しいことは載せられないので、学生の感想文から内容を簡単にいくつかピックアップしてみました!!

①窃盗、傷害事件:被告人は高齢者で認知症、息子さんが大変そう。
②裁判員裁判:被告人が本物の手錠をかけられていた、初めて見たのでびっくり。裁判員の方は一般の人達であり3人の裁判官と一緒に並んでいたが、将来もしかしてあの席に自分が座る可能性もあるんだと思った。
③自動車運転による危険運転:裁判官、検察官、弁護士はテレビドラマなどにも出てくるが、書記官のテキパキとした仕事を目の前で意識して見たのは初めて。
④暴行事件など4つの裁判:被告人の全員が無職であったこと、反省しているのか疑問に思われる人がいた、再犯率が高いことにショックと憤りを正直覚えた。
⑤大麻、計画的な監禁などによる暴行事件:裁判は罪に応じて判決を下すというだけではなく、いかに被告人を更生させ再犯を防ぐかということがしっかりと考えられているなと感じた。

被告人や、その家族の気持ちを考えたり、もし自分が裁判員の立場であったらと思いをはせたり……様々な感想をいただきました。ありがとうございます。
裁判を実際に傍聴することで、テレビの中の出来事であった『裁判』が、実はとても身近に起こりうることがあると感じることができたのではないでしょうか。大変貴重な体験になりました!

また、公務員として裁判所で働く方々の実際の仕事ぶりを間近で見ることができ、将来の選択肢の幅が広がったのではないかと思います。