法律実務学科 2年制不動産ビジネス就職コース(四冠合格)

最短で法律学の基礎を身につけ、不動産国家資格「四冠」を取得

国家資格の中でも人気トップクラスの「宅建士」

宅建士とは

建物取引士、通称宅建士は、宅地や建物の取引の専門家として、トラブルを未然に防ぎながら不動産を適正に評価し、公正かつ円滑な取引を図るという役割を担います。
不動産の法律資格で例年28 万人前後もの申込者がいる、わが国最大の人気国家試験のひとつです。この試験に合格して都道府県知事へ登録し、宅地建物取引士証の交付を受けた人が宅地建物取引士(略称:宅建士)です。
宅建士試験の受験情報はこちらから(外部リンク)。

宅建士の仕事

業務内容は、重要事項の説明・重要事項を説明する書面への記名押印・契約と同時に交付する書面への記名押印の3つが法令により定められています。不動産取引の契約においてこの3 つの業務は宅建取引士証を持つ者でなければ行うことができないと定められています。
宅地建物取引業者は、その事務所等について、従業員5人に1 人以上の割合で専任の「宅建士」を置くことを国土交通省が義務付けています。
「住宅・不動産業界」のほか、関連する「銀行」、「保険会社」や、一般企業の資産管理・運用に携わる「総務部門」、「財務部門」など様々な就職先があり、資格手当も支給されています(毎月1万円~3万円程度)。

大学や法律予備校とは違う駿台法律経済&ビジネス専門学校独自の学習システム

予備知識ゼロでもよくわかる

英語を全く知らない子供が、中学校で初めてABC から学ぶように、法律を学べる基礎教育のカリキュラムを用意。難しいと思われる法律を初歩から、一歩ずつ丁寧に学び、基礎を構築していきます。

「宅建士」試験合格を目標に法律学の基礎を学ぶ

「宅建士」資格の取得で、将来の就職がとても有利になります。また「宅建士」試験の合格を具体的な目標にして学ぶことは、〝超効率的な法律基礎の学習方法〟でもあります。まさに、一石二鳥の学習法と言えます。

駿台オリジナルの宅建必勝本がテキスト

小川三千彦先生がチームリーダーとなって作成した「宅建士」必勝本。駿台のノウハウ満載のオリジナル教材で、法律の基礎が身につきます。

入学後も自分に適したコースを選択できる

法律は社会のあらゆる分野や職種で役に立ちます。入学後に自分の目標や取りたい 資格でコースを選択しよう。

四冠合格とは

毎年10~12月に連続して実施される4つの難関不動産国家資格試験を、駿台では「四冠」と呼んでいます。
一人でも多く、これらの資格に複数合格できるように、試験直前の特別講義なども実施しています。

● 「宅建」: 宅地建物取引士試験
2022年度 全国平均合格率 17.0%
● 「賃管」: 賃貸不動産経営管理士試験
2022年度 全国平均合格率 27.7%
● 「管業」: 管理業務主任者試験
2022年度 全国平均合格率 18.9%
● 「マン管」: マンション管理士試験
2022年度 全国平均合格率 11.5%

民間就職率

個別対応を繰り返し自己分析や目標を深めていく

就職先では、周りは大学生がほとんどで専門学校生の内定者は自分だけだったと話す卒業生が多くいます。また、大学編入先でも高い評価を得ています。専門学校生の強みとして資格取得や即戦力が挙げられますが、本校ではそれに加えて、自己分析や目的意識を明確にして活動に取り組むよう指導しており、それが評価につながっていると考えます。少人数制のメリットを活かし、ほぼ毎週行われる個別対応を通して一人ひとりの進路決定をサポートしています。

先輩の声

全員が一つの目標に向かって勉強しているので自然と競争心・向上心が生まれました

自分のこれまでの経験から不動産関係の職に就きたいと考えていました。そのために必要となる資格などを取得するためにこの学校で学ぶことを決めました。目標となる資格を取得するために、初めに自分自身で計画を立てて勉強に取り組みました。先生方の励ましやサポート、教務の方の応援などこの学校には一体感が感じられました。おかげで一年目に宅地建物取引士合格、2年目には賃貸不動産経営管理士やその他の資格を取得することができました。

佐々木 由美子 さん

取得資格宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、ビジネス実務法務検定、ビジネスコンプライアンス検定

神奈川県立舞岡高等学校 出身

駿台へは法律資格を取ろうと思って入りました。高校時代は勉強が好きではなく、集中力も長続きしませんでしたが、入学後は計画的に勉強する習慣がつき、ともに学ぶ仲間の力もあって、目標としていた「三冠」を取得することができました。卒業後は、法律の知識や思考力をさらに高めるため神奈川大学に編入しました。民法の不動産に関する判断、特に物件分野を研究したいと考えています。

渡邉 裕也 さん

取得資格宅地建物取引士・マンション管理士・管理業務主任者

科学技術学園高校 出身

駿台は密度の濃い授業で、どんどん力がついていくのを実感しました。日常生活に関連する部分も多いので、法律を勉強すること自体が楽しく感じられました。多くの資格を取ったことが、就職の強い武器になったと思います。

田中 路大 さん

取得資格宅宅地建物取引士・マンション管理士・管理業務主任者
・貸金業務取扱主任者・ビジネス実務法務検定(2級)
・個人情報保護士・危険物取扱者乙種4類

淑徳大学 出身

私は、社会科の教師を目指していましたが、思うような結果を出せませんでした。そこで、専門学校でしっかりと資格を取りたいと考え入学しました。もともとコツコツ勉強するのは好きだったので、在学中に宅建士・マンシヨン管理士・管理業務主任者を取得することができました。

澤江 涼 さん

取得資格宅地建物取引士・マンション管理士・管理業務主任者
・ビジネスコンプライアンス検定(初級)
・ビジネス実務法務検定2級

東洋大学 出身

コースのポイント

  • 超効率的なオリジナル学習教材により、短い期間で「法律学の基礎」を習得
  • 「宅建士」合格をベースに不動産業界への就職に役立つ「賃貸不動産経営管理士」「マン管」「管業」を取得
  • 少人数制の授業と指導で、初めて法律を学ぶ人でも着実に力がつく。面接や就職指導は個別に対応

この授業に注目

民法

六法全書を片手に常に本試験を意識して

「民法を制する者は資格試験を制す」と言われるとおり、民法を得意にすることが、資格試験合格のコツ。六法全書を常に開いて条文を確認しつつ、判例の言い回しにも慣れることが大切です。民法は2020年4月より、明治以来120年ぶりの大改正が施行されました。改正のポイン卜を意識しつつ授業を進めていきます。

宅建業法

目標は「宅建士」合格

「宅建士」試験において最も出題数の多い科目です。10月の本試験を見据え、夏休み前に完全制覇 することを目標に授業を進めます。ここでの合格の自信が、その後の資格試験合格へつながる重要なきっかけとなるよう指導します。

マンション管理士特講

目標は「マン管」合格

試験直前に実施される「マンション管理士試験」対策に特化した講義。理解を伴った知識を再確認し、ポイントを絞り込んだ実践演習を行います。

管理業務主任者特講

目標は「管業」合格

試験直前に実施される「管理業務主任者試験」対策に特化した講義。四冠合格、最後の試験に向けてラストスパー卜がかかり、熱い指導が繰り広げられます。

目標試験

宅地建物取引士

マンション管理士

管理業務主任者

賃貸不動産経営管理士 など

将来の進路

不動産関連会社

土地建物管理会社

ビル・マンション管理会社 など

学びのプログラム

法律知識ゼロからのスタート。まずは「宅建士」対策。法律の基礎を身につけ「マン管」「管業」資格取得に挑む!不動産業界の即戦力になるための、法律・実務系の資格を取得。

複数の法律資格をねらえる系統だったカリキュラム

スケジュール 

スケジュール

時間割例(1年次・後期)※行政書士選択の場合は、別の時間割となります。

 
  ショートホームルーム(9:10~9:20)
1 不動産民法 不動産関連諸法 不動産行政法等 不動産民法 各種対策(不動産)
2 文章理解 総合演習 マンション管理士特講 賃貸不動産対策 商法
3 就職対策(総合指導) 各種対策(不動産) TOEIC®️ 答案練習 憲法
4       就職対策(個別指導)  

1限目 9:20-10:50 2限目 11:05-12:35 3限目 13:25-14:55 4限目 15:10-16:40
※時間割例ですので、実際の時間割と異なる場合があります。