NEWS/TOPICS公務員試験~ドンナ問題?コンナ問題!③~

  • 2021年5月18日

はじめに

掲載問題についての質問や解説についてのお問い合わせはご遠慮願います。このシリーズはあくまでも公務員試験の問題紹介と簡単なヒントや考え方を示すものです。本校の授業では分野別に基本をマスターしたうえで、過去問題演習と解説を重ねて実力を高めて行きます。

2021年 第3回

今回は、毎年5月と9月に実施される「自衛官一般曹候補試験」の数学分野から1題を紹介します。

【№3】数学分野

高さ50mのビルの屋上から、地上14mの高さを飛んでいるカラスを見下ろしたところ角度が37°であった。ビルの屋上の観測点からカラスまでの距離Xとして、正しいものは次のどれか。ただし、必要に応じて次の値を使用せよ。

ヒント

「自衛官一般曹候補生試験」は、他の公務員試験とは異なり、数学分野から15題が出題されます。特に2次方程式と判別式、2次関数と2次不等式、そして今回の三角比は頻出問題です。先ずは、以下の基本をマスターしなくてはなりません。

三角比の問題は、「自衛官一般曹候補生試験」においては頻出問題であり、今回の問題は典型的な問題です。さらに、計算を中心とした基本問題から出題されていた「自衛官候補生試験」においても、昨年から出題内容が大きく変わり、三角比分野から出題されるようになりました。この問題は基本ではありますが、高校数学では習ったとしても公務員試験に取り組む初心者には難しい内容ですので、解説を以下に示します。

『自衛官採用試験問題解答集 2019年度版』数学 2016年9月
(成山堂書店 駿台法律経済&ビジネス専門学校 監修)